モバイルアプリを活用することによる顧客体験向上の事例
Sutrixでは皆さまの役に立つ海外メディアの最新情報をピックアップしお届けしています。
今回は、モバイルアプリを活用することによる顧客体験向上の事例について情報をピックアップしましたのでご覧ください。
1. アプリで庫内の食材をチェックできるカメラ付き冷蔵庫を発売 | @DIME
テクノロジーが進歩することにより、多くの家電製品がモバイルアプリと連携することによって、生活が便利かつ快適になります。
3月上旬に最新の冷蔵庫を発売する日立グローバルライフソリューションは、顧客に冷蔵庫カメラと連携したモバイルアプリを提供し、冷蔵室内の食材がチェックできるようになることによって、新たな家電製品とデジタルによる顧客体験の提供を狙っています。
このモバイルアプリを利用することにより、買い物の際に冷蔵室の中身をチェックでき、買い忘れや、すでにある食材を購入することによる無駄を減らすことができ、日々の暮らしが快適になります。
他の製品やサービスでもモバイルアプリを活用することによって、利便性の向上や快適な暮らしに繋がる顧客体験の提供ができるようになってきているので、モバイルアプリの活用をご検討してみてはいかがでしょうか。
2. The first mobile application to generate NINs for both ADX & DFM IPO subscriptions | Zawya
手続きに時間がかかるサービスにモバイルアプリを活用することによって、顧客にストレスなく、満足度をアップさせることが可能です。
アラブ首長国連邦の大手デジタル銀行である「Al Maryah Community Bank」は、顧客の投資体験を向上するために、「Mbank UAE」というモバイルアプリを提供しています。
アブダビ証券取引所(ADX)とドバイ金融市場(DFM)との密な連携により、「Mbank UAE」で、両証券市場で使えるデジタル投資用の国民投資番号(NIN)を作成でき、新規株式公開(IPO)に自ら申し込むことを可能にしています。
普段、銀行で手続きに時間がかかるIPOの申込は「Mbank UAE」を利用することによって、口座開設やNINの作成などというプロセスが短縮され、顧客の待ち時間が減り、効率的に作業をすることができるようになります。
モバイルアプリを提供することによって「Al Maryah Community Bank」は、2022年に申込を受け付けたIPOを通じて、20%以上のリターンを得ることができ、2023年も大きく増加する予想だそうです。
モバイルアプリを活用することによる作業の効率化は、顧客からの期待に応えることに繋がるため、取り組むべきデジタル施策ではないでしょうか。
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